読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

『パッセンジャー』

金曜の仕事終わりに公開初日の『パッセンジャー』を観てきました。

あらすじ:

近未来。豪華宇宙船アヴァロン号は5000人の乗客を乗せて地球を旅立ち、遠く離れた移住地に向かって航行していた。乗客は目的地に到着するまでの120年間を冬眠装置の中で安全に眠り続けるはずだった。ところが、航行中のアクシデントが原因で一つのポッドが不具合を起こし、エンジニアのジム(クリス・プラット)だけが目覚めてしまう。ほどなく自分以外に誰も起きていないことに気づくジム。それもそのはず、地球を旅立ってまだ30年しか経っていなかった。つまり、ほかの乗客が目覚めるのは90年も先で、それはこの宇宙船の中でたった一人きりで残りの一生を過ごさなければならないことを意味していた。それから1年が過ぎ、孤独に押し潰されそうになっていたジムは、目覚めたばかりの美しい女性オーロラ(ジェニファー・ローレンス)と出会うが…

感想:

ジェニファー・ローレンスクリス・プラットという今もっとも観客を呼べるであろうスター二人の共演作です。出演者もほぼこの二人だけです。序盤はクリス・プラットの一人演技が続きます。下手すれば退屈な流れをこの旬のスターは持ち前の魅力で観客を引き込みます。彼は決して美男子ではないけれど親しみのあるルックスと隙のあるキャラクターを演じさせたら今やハリウッド1であり、本作でもその武器を活かして物語に誘うことに貢献しています。しかしそんな彼でもジェニファー・ローレンスの魅力の前には歯が立たないのです。彼女が登場するや視線はどうしても彼女に注がれてしまうのです。そんな二人が出ずっぱりの物語ですが、やはり恋愛要素は欠かせないと考えたのでしょうが前面に押し出され過ぎており、クリプラがやってはいけない選択をしてしまったのか、ジェンが彼を許すまでの心情の描き込みが浅く、取ってつけたようなクライマックスも盛り上がりが中途半端になってしまってます。主演二人を堪能するだけなら十分でしょうが、もっと良質な物語が観たかったのが本音です。

(点数:60点)

原題:PASSENGERS

製作年度:2016年

製作国:アメリカ

監督:モルテン・ティルドゥム

出演:ジェニファー・ローレンスクリス・プラットマイケル・シーンローレンス・フィッシュバーンアンディ・ガルシア